小学生の読書感想文の書き方のコツがつかめる参考書3選

夏休みに、小学生のお子さんの夏休みの宿題をサポートする機会をいただきました。毎年、読書感想文のリクエストが多いということで、今一度読書感想文の書き方のコツを学んておこうと新たに何冊か目を通しました。

読書感想文、面倒だと感じるお子さんも多いですよね。先日ご紹介しました本(ブログ記事→(低・中学年)子供の作文指導の心構えを学ぶ『我が子に教える作文教室』)では、「読書感想文は百害あって一利なし」とバッサリで、個人的には同感なのですがそうも言っていられません。

我が家にも学習漫画を中心に読書感想文の書き方の本がありますが、今回参考にした本もそれぞれなかなかいいなと思いましたので、ご紹介します。

まずはこちら。

created by Rinker
¥60 (2024/11/20 19:10:56時点 Amazon調べ-詳細)

上記は高学年用ですが、他に低学年・中学年用があります。
紹介されている”読書感想文を書く際のポイント”を読みながら、自分の場合に合わせて付箋を貼りながらチェックしていくことで、自然と読書感想文の骨組みが出来るようになっています。


また、本のジャンル別に、こんな風に書くといいという例があり、その例を参考にすることができます。文章の組み立て方などが色分けされていて、直感的にもわかりやすいです。

参考書としては正統派で応用も効かせやすいです。
同ジャンルでの他のお勧め本の紹介なども充実しており、読みたい本に出会うきっかけにもなりそうです。

 

次にこれはある意味ちょっとずるい?かもしれないと思ったのがこちら。

created by Rinker
¥1,955 (2024/11/20 19:10:57時点 Amazon調べ-詳細)

こちらは、今年の青少年読書感想文全国コンクール 課題図書に対応しています。
息子達の学校は違うのですが、課題図書での読書感想文の指定がある学校もあるのでしょうか?

課題図書それぞれについての要点など感想文を書く際のヒントが散りばめられており、ドリル形式で質問に答えていき、それを文章化すれば読書感想文ができ上がるようになっています。

課題図書そのものを取り上げているので、押さえるべきポイントを押さえることができ、かつ、一捻りすることもできます。課題図書の中でもどの本を読もうかなと迷う時や、書くことが見つからない場合、さらにはコンクール入賞狙いの場合にも役立ちそうです。

最後はこちらです。

created by Rinker
¥825 (2024/11/20 19:13:46時点 Amazon調べ-詳細)

こちらは、文章を書くことが苦手な低学年のお子さんにぴったりで、今回の私の目的にはとても使えそうだと感じています。必ず書ける”とありますが、確かに感想文が苦手なお子さんでも、穴を自分で埋めるだけでサクッと書けます。
息子も以前そうだったのですが、「読書感想文、やだ〜書けない〜」となっている時って、どんな風に書き出していいのかすらわからないという壁があるんですよね。
こちらの本の場合、”基本の型”に当てはめればとりあえず読書感想文が書けます

型に当てはめているだけなので、”コンクール狙い”などの場合には向いていませんが、宿題を先延ばしにして追いつめられている場合などには非常に有効です。
型に当てはめているだけとはいえ、自分の気持ちや考えを書くことに変わりはなく、”自分で書けちゃった”という自信にもつながりそうです。そして型を覚えてしまえば、書くことへの抵抗もなくなり、自分で一から組み立てることにもつながってくるのではないかなと思います。
気持ちの表現についての、言い換えの言葉が用意されているので、いつもと違う言葉で表現する練習になります。
「これなら自分で書けそう」という気持ちになるのではないでしょうか。

内容はあっさりしていて、低学年の時期限定の内容ではあるので、ご興味のある方は図書館などで是非ご覧下さい。

用意は万全で、今すぐにでも読書感想文が書けそうですが、我が子が一体どうするつもりなのかそれが怖いです。
彼らこそ毎年直前のやっつけ仕事になっていますので、他のお子さんのサポートなんて僭越すぎますね・・・(; ̄ー ̄川 。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください