幼児をみていると、どうしてそんなことが楽しいんだろう・・・というようなことを一心不乱にしているときがありますよね。
本棚の本を片っ端から落としたり、戸棚の中のものを全部出したり、ソファの隙間に細いもの落としていたり・・・。
長男はモンテッソーリ教育を導入している幼稚園に通っていたのですが、そこで、「それは子供の脳が求めていることなので、思う存分やらせると満足して、次の段階に向かう」という内容のことを学びました。いわゆる”敏感期”と呼ばれているものです。
モンテッソーリ教育では、幼い子どもの自立を助けるための手段として、それぞれの子どもが自分でしたいことを選べる”お仕事”が用意されています。
その中で、”ひもとおし”のお仕事もあります。
玉やビーズのひも通しの発展形としてぬいさしなどがあるようです。モンテッソーリ教育について学ぶとよく考えられているなと思うのですが、そのような教育法を知らなくても、子ども達は自然とそういう遊びを選択している時期があるように思います。
不思議なことに、我が家でも、穴にものを通してみたい、というような時期があったので、その時にひも通しを思う存分楽しみました。
我が家にあったのは木製のもので、かわいらしいので子どもたちが使わなくなっても、子ども部屋に飾ってあります。
木製ではありませんが、こちらは人気のようです。
特別なおもちゃでなくても、靴の紐に、ビーズを通すだけでも満足そうでした。
HABA社の木製ビーズも人気です。
子どもがとても喜んで遊んだのがこちらのはらぺこあおむしのひも通しです。しっかりした厚紙で出来ていて、紐もきちんとしています。何より、大好きな絵本の紐通しなのがうれしかったようです。
Amazonの洋書コーナーで見つけました。残念ながら、今は手に入りにくくなっているようなのですが、他にも人気のある絵本シリーズがいろいろあるようです。