小学生向けではないけれど・・・歴史漫画の傑作『風雲児たち〜幕末編』

今年の夏、息子二人が夢中になって読みふけっていた漫画がこちらです。

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昨年の夏に『風雲児たち』に夢中になり(記事⇒歴史を深く知り好きになる歴史マンガの新境地:風雲児たち)、続編を読みたい読みたいと言われ続けて1年、とうとう根負けして購入しました。
27巻大人買いです。長男は漫画を読んでいる余裕などどこにもないのに、わざわざシリーズでそろえるなんて何を考えているのでしょうか・・・・。判断力が著しく低下しているようです・・・。

こちらの漫画、表紙の絵とは全く異なるタッチのギャグマンガです。
『風雲児たち』が関ケ原から幕末、こちらの『風雲児たち幕末編』は幕末です。
ペリー、ジョン万次郎、ハリス、坂本龍馬、高杉晋作、井伊直弼・・・など、幕末の世界が生き生きと描かれています。

もともと息子達は学習漫画で比較的歴史に興味を持っていたのですが、『風雲児たち』シリーズで幕末の出来事に非常に詳しくなりました。

ただ、ギャグは小学生レベルなのですが、内容は小学生の読者を想定しているものではありません
『風雲児たち』も同じですが、女性の裸のシーンなどもよく出てきます。
そのシーンの内容を理解していないと、なぜ子供を身ごもったのか、子供の父親のことを憎いと思うのか・・などが理解できない部分もあるのかなと思います。

次男はこれどういうこと?と聞いてきたりもしますが、長男はもはやそんなことを私と話したくないお年頃のようです・・・。

気になる方は気になると思うので(というより我が家も気にした方がいいのかもしれないのですが(汗))、家に遊びに来てくれるお子さんの目に触れるのはちょっと良くないかもしれないと思い、段ボールに隠しています・・・。小学生にはまだちょっと早いかもしれないのですが、中学生以降のお子さんには紹介したい本です。歴史好きならもちろん、歴史好きでない方でも興味が湧いてくると思います。

中学受験などに役立つというようなものではないですが、歴史エンターテイメントとしてとても楽しめます。

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