マンガやテレビ好きな子が夢中になる『空想科学読本』

次男がこの夏夢中になっている本がこちら『ジュニア空想科学読本』です。

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ジュニア版のこちらのシリーズは「マンガやテレビでおなじみの出来事を科学的に考えてみたらどうなるだろう?」というコンセプトで「タケコプターが本当にあったら?、かめはめ波を撃つには?、アンパンマンの顔は普通のアンパン何個分?」など、人間の想像力が生んだ「空想科学」のできごとを科学的に考えているお話です。

長男も学校にあったジュニア版でないシリーズを読んだことがあるらしく、次男がこちらの本を読んでいるのを見て、それ面白いよね〜と言っていました。

空想上のお話を真面目に科学で検証しようとするのが面白いのですが、科学的な説明の部分はそれなりに難しく、次男が理解しているのかどうかは疑問です。ただ、科学的な検証の仕方、説明の段取りなどについては影響を受けているようで、たまたま見ていた映画の場面についても「これを空想科学読本みたいに調べるとどうなるかな〜」なんて、兄弟で笑いながら話していました。

”「読解力」を養成する”というようなタイプの本ではなく、”雑学”や”豆知識”に似た面白さなのですが、一方で、読書があまり好きではないお子さんでも楽しく読めるのではないでしょうか。
次男のツボにははまったようで声を上げて笑いながら読んでいます。

考えてみたらついこの間まで、次男はテレビで戦隊モノを見たりディズニーランドなどへ行ったりしても、夢と現実の区別がついていないようなところがあったのですが、いつの間にか空想は空想として理解した上で、さらにそれを科学で考えると?なんて楽しめるように成長しているのだと思うと子供の成長は早いものですね。

無料でお話が読める公式サイト(http://web.kusokagaku.co.jp)も内容が充実していますので、ご興味ある方はいかがでしょうか。

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