長男の今年の自由研究、当初は大がかりな工作を考えていたのですが、途中まで取りかかったもの完成までには程遠く、急遽、「身近なものを顕微鏡で観察」というようなものに変更するそうです。
ところが、観察してその様子を自分で絵に描いてまとめるのには、時間がどうにも足りません・・。
以前、顕微鏡について記事にしたことがあります。(⇒【おすすめ顕微鏡】子供向け顕微鏡の選び方)
我が家には700倍まで拡大できるできるスタンダードな顕微鏡と100倍までの持ち運びタイプの顕微鏡があるのですが、先日科学館を訪れた際に、ワーク ショップでUSBにつなぐタイプの顕微鏡を使っているのを見て、とても便利だな〜と感じました。我が家の顕微鏡も一応カメラをセットできるようにはなって いるようなのですが、どうもうまく使えません。
PCにつないで観察するタイプの顕微鏡であれば画像の記録やプリントも簡単そうです。
しかし・・・USBに使うタイプでよさそうなものは1万円近くします。誕生日やクリスマスでもなく、しかも我が家に顕微鏡がすでにあるのに計画の甘さにより終わりそうもない自由研究のために購入するには高額すぎます・・・。
どうしようかと悩んだ挙句、こちらお値段1,000円以下のスマホにつける顕微鏡を購入してみました。似たような商品はいくつもあり、どれも評判が悪いです。
実際に届いたものは、お値段なり・・・いや100円ショップにあっても驚かないようなクオリティでプレゼントなどとしてはとてもおすすめできないのですが、手軽に印刷できることはたしかでしたので、どのようなものなのかご紹介します。
サイズはこのような感じで小さいです。説明書は日本語ではありません(英語版はあります)。
スマホのカメラレンズをクリップで挟んで使用します。
近くにあったものを観察してみました。
ミツバチの尾羽(もともと持っていた顕微鏡の付属品)
ニラとシャープペンの芯
新聞の文字
倍率は60倍なので、700倍の顕微鏡で観察できるような”思いもよらない形”に出会える楽しみはなく、虫眼鏡より少し大きく見えるかなという程度です。また、ピント合わせや倍率はスマホのカメラ側でも自動的に行われるのですが、調整が難しいです。
ただ、写真を撮るのも通常のスマホカメラと同様なので、印刷するには便利です。
小6の自由研究として虫眼鏡で観察できるような程度の内容をどうまとめるのかについてはいやな予感しかしませんが・・・・( ̄ー ̄;。
お子さんが手軽にミクロの世界を楽しむのには、こちらのハンディ顕微鏡をお勧めします。倍率もクオリティも全く違います。
(追記)スマホ用のアダプターが付属されたので、撮影にも便利になりました。