受験終了後、朝学習の英語以外は、自由を満喫していた長男ですが、周囲が中学準備講座などに行き始めていることに影響されたのか、毎日ゲーム&パソコンだけではなく、読書でもしようかと思い始めた様子です。
以前サピの先生からも、受験が終わって入学までの間に「好きな本でいいから100冊くらい読め」と言われたそうで、早速図書館からどっさり借りてきたのですが、その山の中に、私が読んでほしい1冊も混ぜてみました。
それはこちらです。
これは、18世紀のイギリスにおける政治家であり、教養家でもあったチェスターフィールド卿が息子に宛てた書簡をまとめたもので、人生論の名著として読み継がれているものです。
私の尊敬する上司から「男の子なら読ませなさい」と以前いただいたものなのですが、300年近くの時を経ても色褪せない人生論の名著だと思います。
我が家は、夫も私も息子達に”立派な生き様”を見せられるかというとちょっとそれにはかなり無理があり・・・(; ̄ー ̄川。むしろ我々が読むべきだったよねという内容です。
若い頃の努力の大切さや、時間の大切さ、自分の価値観だけで世の中を判断することの愚かさなど、よく言われるような内容だけではなく、人間関係のややもすれば泥臭く感じることなども書かれています。
”親が絶対な存在”だった長男の子供時代は終わってしまったので、このタイミングで人生の指針にできるような考え方に触れてほしいなと思っています。
一方、次男が最近はまっているのはこちらのシリーズです。目下サッカーに燃えているので与えてみたところ夢中になりました。
今までは、パスワードシリーズや名探偵シリーズが好きでもっぱらミステリーや謎解き系、ファンタジー系ばかり読んでいたのですが、興味のあることを手掛かりに違う分野の本も読むようになりました。と言っても系統の違うのはこの二つのシリーズくらいでしょうか・・・。
長男も次男も読書は好きで、読書量はそこそこ多いと思います。
長男は受験勉強時期でも毎週1冊以上は読んでいましたし、今は1日1冊程度は読んでいます。
そ・れ・で・も・国語の成績は・・・・・・・・・(; ̄ー ̄A。
読書量と読解力に相関があるものなのか我が子だけ見ると疑問ですが、もしあるとするなら、息子に関しては分野が偏り過ぎていたのかもしれません。
特に不足していたのは”恋愛”に関わる心情理解です。恋愛がらみの内容の読解のテスト結果はひどかったです。
でも、これって、読書だけで学ぶのもそれはそれで危険ですよね・・・。妄想だけになりそうで・・。
しかも我が家は男兄弟、そして男子校・・・・・・危険ですよね・・・・・。
母は「(数少ない)仲良し女子との繋がりを大事にするように!!!」と余計なことを言って、鬱陶しがられております。
こんにちは、子どもが小学校に入ったので、ドリルなどを検索していてこのブログにたどりつきました。
相変わらず情報量が多くて、とても参考になります。
受験、おめでとうございます&お疲れ様でした。
中学受験するお子さんの親御さんは熱意、手間と時間とお金の掛け方が本当にすごいなと思います。
私自身も中学受験を経験して中学から私立なのですが、今ひとつ、私立が良い!という信念が持てず、
回りの友達は迷わず自分の子も中学受験させるという人が多いんですが、その迷いのなさがうらやましいです。
コメントありがとうございます。
我が家の場合は、諸事情あって早くから始めたこともあり、親子とも途中ではもはや引き返せなくなっていました・・・。
(家計の限界は別として)手間もお金もかけようと思えばきりがないのですごいことになっているご家庭もいくらでもありますよね。
費用対効果で考えるとどうなのかなと思う点は多々あるのですが、渦中にいるとよくわからなくなってきていました。周囲の影響もあるのだろうなと思います。
WAKAさんはご経験されているんですね。だからこそきっと冷静にご検討できるのだろうと思います。
周囲の先輩ママさんからも「あの時は狂ってた」発言をよく聞くので、多分魔物が住んでいるんですよ。
次男の時はもう少し冷静にいきたいと思っています・・・・。
コメントありがとうございます!