教育改革の過渡期に何を選択するか『プレジデントFamily春号』を読んでの雑感

本屋さんでパラパラと読んだのですが、教育改革の全貌について私がよくわかっていないこともあり、この機会にじっくり読んでみようと購入してみました。

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今年の中学入試では大学付属校が人気でしたよね。
理由の一つに「大学入試改革の不透明さを回避するため」ということも挙げられていました。

また、大学入試改革を受けて中学入試も変わってきていますよね。入試方法を変えた学校は首都圏310校のうち120校にものぼったようです。また、入試に英語を導入した学校も増えているそうで80校で英語入試があったそうです。

中高一貫校は好きなことに6年間打ち込めることもあり大学入試改革でも有利だと言われていますが、公立でも様々な特色を持つ高校があると知りました。都立国際高校なんてとても面白そうで、人気があるのもわかります。横浜のサイエンスフロンティア高校なども公立でここまで充実した設備は魅力ですよね。

今年の東大の推薦入試で合格者を出している高校(=リンク先:サンデー毎日記事)をみると、私立の中高一貫校や、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)、SGH(スーパーグローバルハイスクール)が目立ちます。

推薦・AO入試は今後ますます拡大するそうで、今小学生の子供が大学入試の頃は、まただいぶ様相が変わっているのでしょうね。例えば早稲田でも推薦・AO入試(附属校から含む)を現状の4割から2020年までに6割に拡大するとのこと。普通のペーパーテストでの入学者の方が少数派になるんですね。

普通の子が普通にコツコツと勉強するだけでなくて、プラスαが求められるということで、それもなかなか大変なことだとも感じます。

また、「勉強だけなんてつまらない」という特集で紹介されている高校生や、「未来を変える天才・奇才」特集で紹介されているお子さん達もみなさん素晴らしく、「好きの力」ってすごいですね。

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プレジデントファミリーのターゲットは30~50歳代の子育て世代、特に教育意識と可処分所得の高い中学受験生を持つ親だそうで、そのターゲットのモヤモヤや不安に刺さるような特集を考えているのだと思うのですが、今回の内容も「勉強だけじゃだめ!1つのことに秀でる!」「グローバル!留学!」そしてさらに「精神的なタフさ!」と追い立てられるようで、読み終わると若干疲れますが、内容はそれなりに充実していました。

?と疑問に思う内容や分析もありましたが、様々な情報や考え方からそれぞれに合うものを選択すればいいのかなと思います。

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