「新しい学力」は母の知恵が9割?『プレジデントファミリー』

季刊のプレジデントFamily「また”母が9割”ですか?」と思いつつ、購入してしまいました。
なんでもかんでも母にしないでほしいです(-“-;A 。おそらく、ここを”父”にしても、”そうはいっても忙しくて無理!”となるので響かないからですよね。
”母”にしておくと、「忙しいけれどでもなんとか頑張らなくては」と思う層にリーチするのかもしれません。
そんな私もいつも煽られています( ̄ー ̄;。

プレジデントFamily 2016年 04 月号

(⇒プレジデント社のサイトに見開き目次が掲載されています)

Amazonに掲載されていた目次に沿って簡単にその感想を書いてみたいと思います。

「本当の学力」は「家庭」で育ちます教科別! 一生モノの力がつく「簡単な習慣」14

●国語が伸びる! ―壁に漢字を貼ってみたら/「くらべる言葉」を使ってみたら/子供のLINEを褒めてみたら
●算数が伸びる! ―1円玉を測ってみたら/ピザを切り分けてみたら/「単位は?」と聞いてみたら
●理科が伸びる! ―毎日、同じ道を散歩してみたら/「うひょ! 」と親子が驚いてみたら/靴下を一緒に干してみたら
●社会が伸びる! ―妖怪ウォッチを調べてみたら/チョコの表示を見てみたら/テーブルにフォト雑誌を置いてみたら
●英語が伸びる! ―「何で?」と子供に聞いてみたら/リビングに質問を張ってみたら

各教科についてポイントと家庭学習で役立つ問題集などが紹介されていました。
我が家でも活用しているこのサイトでご紹介した本や問題集などもありましたが、知らなかったものや気になっていた教材の紹介もあり、チェックしてみたいと思います。
特に紹介のあった英語学習サイトなどではさっそく遊んでいます。

これからの入試で問われる 「生きる力」はこう鍛えろ
自信力●羽田圭介◎『天声人語』の要約で母を超え「勘違い」できた
上達力●柚希礼音◎憧れの人がいたから血のにじむ練習も頑張れた
愛嬌力●林家たい平◎疲れた高座明けもロビーでファンに握手する理由

”これからの入試で問われる「生きる力」”と言われましても、上記お三方、三人三様全然違いますしね・・・。
むしろ親がどうこうしたからといって身につくものではないとも感じました。

東大生9人がこっそり初公開 「優等生の勉強のコツ」教えます
復習の仕方/授業の受け方/やる気の出し方/暗記術/勉強場所・・・ほか

私は”東大生が・・”とかいう特集に対して、今まで「だから?」とかえって冷めてしまう部分がありました。
(何様のつもりかと反省しています(; ̄ー ̄A)
しかしながら、自分の子供と向き合いつつこのような特集で書かれている内容を見ると、さすがだなと感じる部分が多くなってきました。どのお子さんも抜きんでるための工夫があります。それをどこかの段階で自分で「これでいく」と見つけ出しています。王道があるわけではなくて、自分にあったものを自分で見つけているんですよね。それらの先人の知恵から何かしらヒントをいただけると考えた方がお得ですよね。

成績が上がる条件はこれ! 「3つの生活習慣」
春先の子供のメンタル変調 ここに気をつけろ

「3つの生活習慣」って・・・これ、私、先日の記事(子供の睡眠時間、家庭での過ごし方と学力の関係)でも書いた全国学力テストの際のアンケートで調べたばかりでした。全国学力テストから引用するなら、もっと相関が高い項目があったような気がするのですが、それは大人の事情で書けないのかもしれません。

第2特集 子育てママの「人間関係の教科書」
小島慶子×尾木ママ◎嫌われないように一生懸命になってませんか?
困ったママ友、頼りない先生…… 人付き合いに悩まない方法
「LINEはずし」「スクールカースト」「いじめ動画」 今どき学級現場、わが子の居心地は大丈夫か

私は、毎回思うのですが、”ママ友”のいろいろなトラブルとかカーストとか、私が鈍感なだけなのか一度も遭遇したことがないのですが、それはラッキーなだけなのでしょうか。
子育て雑誌などをみて、「公園デビュー」とかあるのね~どんな感じなのかしら・・・と、恐れつつもドロドロ世界に興味深々?だったのですが、何にもなかったです。ブログだからきれいごとを言っているわけではなくて、むしろ今までママ友には助けられることばかりです。
上記特集の「今どき学級現場」などは読んで怖くなりましたが、本当?と思う部分もあります。今までたまたま運が良かっただけなのかもしれないので、これからそういうことに遭遇する可能性もあるのだと、特に子供関係に関しては心に留めておこうと感じました。

才能が花開いた理由はリビングにあり あの有名人を育てた家「間取り拝見」
体操・白井健三/女優・本田望結/書家・武田双雲
住民の学歴、年収、教育費支出がまるわかり 日本のすべての町「子育て力」グランプリ

読んでいて最もインパクトがあったのが、武田双雲さんのお母様の話です。
「放任肯定」というお母様。こんなお母さんだったら、子供は本当に幸せだろうなと思います。

そして、日本のすべての町「子育て力」って・・・これを「子育て力」と呼ぶんですか?結局はお金ですか?という結果です。
しかしながら、一つだけ驚いたことがあります。「就業者平均所得額ベスト15」の9位に、他のランキング入りの町とは一線を画する北海道のとある村の名前がありました。これは何?と思って、調べてみたところ、この村、かつては道内で最も貧しいと言われた村だったそうです。村の興亡を賭けたホタテ漁の再興が成功し、豊かになったそうです。リーダーの判断って大事ですね・・・。

中学受験スペシャル
灘、開成、筑駒、桜蔭合格者がこっそり教えます 買わないと損する教材24
中学受験の勝敗は春の備えで決まる! 偏差値がググッと上がる 「カリスマ講師の学習計画」

今回の特集で一番気になっていたのがこちら「買わないと損する教材24」です。紹介されていた24教材のうち、13教材は持っていました。ブログでご紹介した教材も3教材くらいありました。
こんな教材もあるのね!と早速注文してしまった教材もあります。すでに持っている教材も活用しきれていないのに、カモですよね・・・。

簡単で愛情たっぷり 春の育脳弁当
ファミリー満点塾 「計算力」おさらいドリル

この部分の特集、いままで我が家で活用されたためしがないです・・・・。
「集中力がUPするお弁当」とか・・・変な笑いがこみ上げてきてしまうのですが、きっと編集部の方もそうなのではないかと想像してしまいました・・・。

いくつか新しい教材を知ることができた点はなかなか良かったです。
ご興味ある方はチェックされてみてはいかがでしょうか。

プレジデントFamily 2016年 04 月号

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