先日、学校行事で、子供のクラスのママと食事をする機会がありました。
その際に、「算数」についての話になり、算数嫌いになる子とそうでない子の違いってなんだろうね・・・という話になりました。
私はどちらかというと算数が苦手で嫌いでした。
小、中学校の時は好きではないもののそれなりに問題はできていたとは思うのですが、高校の微分積分あたりで理解不可能状態になり終了しました(;´▽`A“。
でも、子供にはなるべく算数が好きになってほしいと思い、パズルなどでの働きかけをしてきました。
子供たちは今のところは、算数が好きで、得意だと思っている様子です。
パズルなども、自分が得意だと思っていることもあり、やりたがります。
でも、今の時点ですでに嫌いで拒否反応のある場合、算数パズルなどただおいておいてもやる気にならない気もします。
主人も子供達も大好きな「数独」を、私はいまだにまったくやる気になりません。
算数は苦手になっている子の特徴として東洋経済にこのような記事がありました。(⇒東洋経済:「算数が苦手な子は「3つの誤り」を犯している」)
3つの誤りとしては、1.計算ミスが多くテストで点数がとれないために自分が苦手だと思い込む、2.文章題の意味がわかっていない、3.計算ドリルを習慣にしていない。ということが挙げられていました。
小学校での算数の苦手意識は、基礎的な土台である計算力からこつこつ積み上げていくことが大事だという意見はよく聞きます。百ます計算などもその流れですし、公文などでも、計算力を大事にしていますよね。
記事の中ではすでに小学校入学時点で算数の力に差がついていることもあり、中学、高校とその差はどんどん広がり、大学の学部選択に影響を及ぼすと指摘されていましたが、たしかにそうだなと思います。
数学のように積み上げていくタイプの学問は土台が大事ですよね。
中学受験勉強中の長男もここへきて、計算ミスが多発しており、塾のテストではこれで算数得意と言えるの?という成績をとってくることもあり、今更ながら、計算ドリルに取り組んでいます。
私のほうがきっと長男よりも計算間違いは少なかったと思うのですが、私には「算数が好き」という感覚はありませんでした。計算ドリルなんて苦行以外の何物でもなかったです。
好きこそものの上手なれともいいますが、テストもできて、算数が好きなら言うことないですよね。
そんな中、学校の先生をしているママが、算数嫌いな子が「算数面白い!」と思うコンテンツとして、NHKの「さんすう刑事ゼロ」が一押しだと教えてくれました。こちらです⇒さんすう刑事ゼロ
ミステリードラマ形式で、ベテラン刑事ゼロと新人刑事イチが「さんすう(算数)」を使って難事件に挑みます。
小学生が苦手意識をもちやすい「分数」「比例」「割合」「図形」などをわかりやすく扱っています。各回にゲーム形式で確認していける教材もついています。
NHKの教育コンテンツのすばらしさはブログでも何度かご紹介していますが、こちらも大人の私がみても面白く、子供達も「あと一つだけ見せて!」とせがむほど好きになりました。
内容は小学校高学年向けなのですが、低学年でも楽しめると思います。おすすめです。