次男は今年のジュニア数学オリンピックに挑戦し、ファイナルに進むことができました。
しかし、ファイナルではかなり苦戦したようで、呆然とした表情で会場から出て来ました。
過去問にトライした時点で「ファイナルの問題難しすぎ・・・」とは感じていたようなのですが、改めて壁を実感したようで、彼の意識は「来年また頑張ろう!」というよりも「難しい問題は僕には無理なんだ・・」というマイナス方向へと向かってしまったようでした。そういうところは、テスト結果を全く引きずらない&根拠なく何とかなるさと思える超楽観的な兄とは真逆です。
そんな中、たまたま長男の友人の家に遊びに行く機会がありました。
その友人は”ゲームの達人”であり、かつ数学好きな某大会メダリストでもあります。
ゲームをしに行ったはずが、帰りに本をいただいて帰宅しました。
それがこちら、数学ガールの秘密ノートシリーズの「整数で遊ぼう」編です。
「もうこれ読まないからあげる。面白いよ」と言われたそうで、ありがたくいただいてきました。
本人にお礼を伝えたところ、次男が算オリについてぐだぐだ言っていたそうで、それに対する優しい心遣いだったようです(涙)。
実は私も以前教育雑誌で推薦されているのを見て「数学ガール」シリーズの中の1冊を購入したことがあるのですが、長男には難しすぎたようで、読まれることもなく本棚の飾りになっています(長男友人は愛読しているそう)。
しかし「数学ガール」シリーズにも漫画化されているものなど何種類かあり、こちらの”秘密ノート”シリーズは「数学ガール」シリーズよりも平易な内容になっているようです。
次男は憧れのお兄ちゃんからいただいたということもあり、かなり気に入ったようで、シリーズの他の本も読みたいということだったので続けて何冊か購入してみました。
先日塾の授業で”エラトステネスのふるい”の話を先生がしてくださったそうなのですが、ちょうど「数学ガールの秘密ノート」にその話が出ていたそうです。次男はそのことがとても嬉しかったようで、算数への気持ち?も復活したようでした。
次男は完全に理解して読み進めているわけではないようなので、小学生向きかというと少し違うかなとも思います。ただ、「今わからなくても急にわかるから」というありがたい言葉(by兄友人)をいただいたそうで、気にせず読んでいます。長男は理解はできるようですが、「登場人物が好きじゃない」そう(−_−;)。
数学にあまり興味がない方が読んで「数学好きになる!」という性質の本ではないようにも思いますが、算数好きにとっては興味が持てる本なのかなと思います。
小さい頃のように、私が良さそうな本をいろいろ調べて与えてみるという時期は過ぎてしまったように感じて(飽きただけとも言えますが・・)、最近はあまり意識していなかったのですが、思わぬありがたい出会いでした。
おはようございます!うちの子もジュニアファイナル受けていました。同じ会場にいらっしゃったんですね。お話したかったです。うちも青ざめて出てきましたが、結果は平均ちょい上でした。数学ガール、うちも好きですよ。コミックス版も2種類あるのですが、文章版の方がいいですよ。でも数学系コミックスの中では数学ガールが一番だと思います。息子さん、素数姫あたりもお好きなのでは?
コメントありがとうございます。
正答率が2%以下が3問もありましたよね。息子は後半の正答率0%問題に捕まったまま先に進めなかったようです(^_^;)。
数学ガール、漫画版なら理解できるかしらと思ったのですが、2種類あるのですね。
秘密ノートシリーズが終わったらチェックしてみたいと思います。
”素数姫”は”素数姫の素数入門”でしょうか。長男に言ってみます。
最近調べていなかったのですが、いろいろあるんですね。
コメント、そして情報をありがとうございます!
はじめまして。息子も数年前のメダリストです。
ご紹介されている書籍、ほとんど我が家にもあります。懐かしく、思わず出てきてしまいました。
安野光雅さんのシリーズも持ってます。
PON様は創元社のアルケミスト双書のシリーズはご存知ですか?
我が家は全て揃えましたが、こちらもいいですよ。
差し出がましいことを申しまして失礼しました。
コメントありがとうございます。
ご入賞素晴らしいですね!入賞されるお子さんはちょっと次元が違うと感じています(^_^;)
数学が好きで問題を解くのを楽しく感じていらっしゃるような印象です。
我が家の息子たちは「僕算数得意かも」と誘導?(笑)してきた感があるので、本物を前に壁に気がついたみたいです。
アルケミスト双書シリーズ、アマゾンの「この商品を買った人は・・・」にたびたび表示されるので気になっていました。
早速チェックしてみます!お教えいただきありがとうございます