以前、パズル関係の本についてご紹介しました(ブログ記事⇒読書を楽しみながら算数が大好きになるパズル・クイズ系読み物 その1 )。
本棚を整理していて、こちらの迷宮シリーズを思い出しましたのでその2としてご紹介します。
こちらのシリーズ、冒険物語を読みながら、登場人物と一緒にパズルを解いていくという形式のお話で、「子供の科学」や「天文ガイド」で知られる「誠文堂新光社」より出版されています。
パズルの数はそれぞれ15個程度ですが、良く見るタイプの有名な算数パズルもあり、手ごたえのあるものも多いです。次のページには答えが出ているので、次男(小2)などは「(自分で考えずに)全部答え見ちゃった」と言っており、お子さんにもよりますが自分で頭をひねって考えて楽しめるのは小学校中、高学年くらいからでしょうか。
最近人気のパズル系問題集のように「数をこなして解けるようになる」(?)ようなものではなく、物語を楽しみながら、パズルを解く本来の面白さを味わうことができます。
コロンブスの卵ではありませんが、算数パズルは一度解き方を覚えてしまうと、「あーこれ知ってる」というクイズになってしまいます。それでも数字や形が異なっていれば新鮮な気持ちで楽しむことができて、そして解けると「俺ってすごい。やっぱ算数得意だ」と思うようです。単純ですがそんな小さな自信が「好き」につながっていくのかもしれないなと感じています。
あまり人気のある本ではなかったのか(?)、Amazonではいずれも中古のみで1円(+送料)で販売されています。
なかなか楽しい本だと思いますのえで1円ならパズル系問題集よりもずっとおすすめです。