先日パズル・クイズ系ドリルについて、1.宮本算数教室シリーズ、2.天才脳ドリル・パズル道場シリーズをご紹介しました。
算数が大好きになるパズル・クイズ系算数ドリル その1:宮本算数教室シリーズ
算数が大好きになるパズル・クイズ系算数ドリル その2:天才脳ドリル・パズル道場シリーズ
ドリルとしては他にもいくつかあるのですが、今回は読み物として楽しめる、パズル・クイズ系の本をご紹介したいと思います。
まずはこちら、数の悪魔―算数・数学が楽しくなる12夜。
こちらは、様々な教育雑誌などで紹介されていて、数学オリンピックの入賞者などの愛読書としてもよく紹介されています。
「数学嫌いの少年ロバートの前に現れた数の悪魔が、毎晩夢の中で数学の魅力を教えるというストーリー」で、算数好きな子供はもちろん、算数が苦手でも読書が好きならすっと入り込めるのではないでしょうか。
我が家では長男が低学年の時に購入しましたが、その時は、難しすぎたのか、興味を示しませんでした。
でも、最近読んだようで、「すごく面白かった!」と興奮していました。
amazonの口コミを見ても、「算数が苦手だったけれども大好きになった」「もっと早く読んでおけばよかった」などのコメントが見られます。時期によってはまだ早すぎることがあるかもしれませんが、小学校中学年くらいから楽しめるのではないかと思います。
続いてのこちらは、著名な本のストーリーを紹介しながら、その登場人物と一緒に推理パズル、算数パズルを解いていくという趣向の本です。シャーロックホームズ版を長男が楽しんでいたので、アリスやギルガメッシュも購入してみたのですが、長男はシャーロックホームズ版が一番面白いと言っていました。
お話の雰囲気が好きかどうかもありますよね。
未就学児にはやや難しいかもしれませんが、親子で楽しんでもいいですね。
お話の中の様々な要素を読み取って組み合わせる力が必要されているので、まさに算数の力だけでなく国語力も鍛えられるような気がします。
先日は次男が「シャーロック・ホームズの算数パズル」を熟読していたのですが、途中でお話の方に興味がうつったらしく、一旦やめて小説の方を読むことにしたようです。本来はそちらが先なのですが、そんな風に興味がひろがっていくのも楽しいと思いました。