2学期のサピの保護者会で、新発売の「理科実験カード」のご紹介がありましたので、先週末早速購入し遊んでみました。
他のサピックスブックス同様、強気の価格設定ですが、内容は充実しており、ゲームとしても楽しめました。
こちらの『理科実験カード』は、「ゲームに使う実験器具や薬品の写真入りカード」と、「実験のポスター」、「詳しい実験の解説のある解説冊子」の三つで構成されています。
カードを利用して4種類のカードゲームを楽しめるようになっているのですが、そのうち「実験王」というゲームで遊んでみました。
こちらは、「実験器具カード」と「薬品・素材カード」を組み合わせて「実験」を作るはやさを競うゲームです。
順番にカードを引いて、自分の手札に実験に必要なカードが揃った場合、カード枚数が得点になります。ポイントは、「ロイカード」「メイカード」で、実験に必要なカードが1枚だけ足りない場合、不足するカード名を正しく言うことで、代用カードになります。
例えば、下記写真の場合は、「二酸化炭素の発生・捕集」という実験を作るために、「気体発生装置」、「下方置換or水上置換」、「塩酸」と3枚のカードを揃えて、不足している「炭酸カルシウム」のかわりにメイカードを使い、「炭酸カルシウム(石灰石)」が言えれば、4ポイント入ります。最初に7ポイント揃えた人が勝ちです。
私と次男と二人で遊んでいた時は、二人とも必要な薬品や器具名について覚えきれていないために(汗)、メイカードやロイカードを捨ててしまうというもったいないことをしていたのですが、中一の長男が参戦したところ、さすがにまだ覚えているようでその分有利でした。
悔しくてたまらない次男は寝る前に実験一覧表を必死で覚えていました(笑)。
遊び方のうち、「実験王」は以前記事にしたことのある原子モデルカードゲームにも遊び方は似ていますが、より工夫されていると感じました。
器具や薬品の名前を覚えられるだけでなく、それぞれの器具や薬品が使われている複数の実験を確認できるのがいいです。他の3種類の遊び方も試してみたいと思います。