大学進学を見据えた家庭教育　その1：世界大学ランキング

最近気になった記事に、「シンガポール国立大学において、学費・家賃が無料である」という記事がありました（⇒ 東大を抜いた｢学費･家賃タダ｣の大学の正体 海外に出て気づく｢日本の大学の未来は暗い｣）

先日も書いたかもしれませんが、私の知人でも、子供の教育のためにシンガポールに移住したファミリーがいます。
人口減の日本の状況等を考えると、移住は無理でも息子達に留学させてあげたいとは思うのですが、米国の友人から聞く米国名門大学の驚愕する学費の高さ＆奨学金取得の難しさを聞くと、ハードルが高いかなとも思っていました。

でも、シンガポール国立大学のように、高水準の教育を受けることができて、学費も安く、海外からの留学生に対しても奨学金のハードルが低いような大学があるならば、選択肢として残すことができるかもしれません。

ただ、海外大学進学において、学力以外の前提として問題になるのは、受験までに現地学生なみの語学力が必要なことで、それは意識的に対策していかないと間に合わないですよね。

実際のところ、世界の一流大学はどの程度の学費がかかるのでしょうか。その前に、世界の一流大学と言われる大学にはどのような大学があるのか、見てみたいと思います。

上記の記事中で、英タイムズ・ハイアー・エデュケーション（THE）が毎年発表している「世界大学ランキング」が紹介されていますが、まずこちらの2015-2016年度版（2015年9月30日発表）のランキングは以下の通りとなっています。
（https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2016/world-ranking#!/page/0/length/25）

日本の大学は４３位に東京大学、８８位に京都大学がランキングされています。上記の記事で紹介されていたシンガポール国立大学はこちらでは２６位にランキングされています。

ランキングは様々な指標によって評価されているので、評価の要素を変えれば、結果も変わってくるのだと思いますが、問題はこちらのランキングは世界中で参考にされているので、進学の参考以外にも、特にグローバル企業への就職の際にも意味を持ってくると思います。