私は長男が低学年の間は、漢字に関しては読書の中で触れていくのが一番だと思っていて、それほど力をいれていませんでした。
ただ、漢字の成り立ちなどを知ることで、面白さを感じて欲しいと思っていたので、カルタや読み物などで楽しめる工夫はしていました。
(ご参考ブログ記事⇒入学前のひと工夫~カルタとドリルで漢字が大好きになる)
低学年の間は学校でも毎日漢字の宿題がでるので、普段はそれで十分。長期休みにドリルなどをするというペースだったでしょうか。
ただ、長男が高学年になり、中学受験の問題に取り組むにあたって、漢字をもう少し練習しておけばよかったかもしれないと反省しております。漢字そのものというより語彙としての言葉が少し不足しているのを感じています。その反省もあり、次男に関しては、毎日5分ほどですが、学校の宿題以外に漢字ドリルをプラスしています。以下に我が家が使ってみてとてもいいと思った問題集を中心に2回にわけでご紹介したいと思います。
①漢字を正しくきれいに書く力がつくドリル(基礎)
②漢字を使いこなし、語彙を増やせるドリル(応用)
下村式 となえて書く 漢字ドリルシリーズ
初めての漢字を書いて覚えるドリルとしてはこちらのシリーズがとてもお勧めです。
書き順をとなえながらしっかり覚えることができます。なりたちもわかり、文章の中に漢字を書きこむことで使い方もわかります。
練習スペースもきちんととってあり、しっかり練習できます。
”となえて覚える”とありますが、まあ実際には唱えていなくてもいいかなと思っていたのですが、子供は書いているだけではなくて、自分で口にだしたり、それを耳で聞いたりすると記憶が定着しやすいようです。
わが子は字があまりにも雑だったのですが、このドリルで唱えながら書き順を意識できるようになり、少しずつ改善してきました。
一度習った漢字の復習として使っても、先取りする場合でも使いやすかったです。
学研の毎日のドリルシリーズ
毎日使うドリルとしてのスタンダードな安定感があります。
こちらは旧バージョンですが、内容は”漢字の読み書きの練習⇒漢字を書く問題”の繰り返しです。
毎日表裏やって5分程度で1冊2,3ヶ月で終了するので、使いやすいドリルですね。漢字がテーマ別にまとめられているのもわかりやすいと思います。
くもんのドリルシリーズ
こちらも独自の反復メソッドで安定した人気のあるくもんのドリルシリーズ。
こちらは通常の”漢字シリーズ”のほかに、低学年向けの”書き方”シリーズがあります。
書字に不安のあるお子様や字をもっときれいに書きたいという場合には、ポイントを意識できるのでお勧めです。
陰山メソッド徹底反復シリーズ
まず、陰山メソッド「徹底反復 漢字プリント」小学校1~6年 です。
こちらはなんと、1年生から6年生までの漢字が1冊にまとまっています。
他の学年の漢字もどんどん書けるようになりたい!という場合には最短で習得できるドリルかもしれませんが、我が家では覚えているのか確認したいときの復習用として使用しています。
我が家にあるものは改訂前のバージョンですが、内容はほぼ同じです。
全漢字音読、漢字、総熟語、と列記されています。冊子自体に書き込むというよりもコピーなどして何度も繰り返して確認することで活用できると思います。
次に陰山メソッド徹底反復『新・書き順プリント』 小学校1・2・3年 (教育技術MOOK)ですが、こちらは漢字の千本ノックのようなドリルでひたすら書いて練習するものです。我が家は途中で挫折しました・・・・。
こちらも低学年版、高学年版と2冊に漢字がまとまっているので復習などにも便利ですね。
陰山メソッドシリーズは他にも熟語や漢字ドリルなどもあります。
この方法があっているお子さんにはシンプルでいいのかもしれません。
次回②漢字を使いこなし、語彙を増やせるドリル(応用)に続きます。