長男は4教科の中では国語が最も苦手なのですが、次男についてもその傾向があります。
先輩ママに国語の学習について相談するとよく「うちの子は読書が好きだから国語はできるのよ〜」と言われるのですが、長男も次男も読書好きなので、自分の好きな分野についてはかなり本は読んでいるとは思います。
でも”読書好き”というだけでは越えられない壁がある・・・。その部分が長男の国語対策を通じてやっとわかってきたような気がします。長男の国語対策については、いつか別途記事にしようと思うのですが、とりあえず、次男についてのこの夏の課題の一つが”語彙力アップ”でした。
語彙力については、以前も書いたのですが、『ふくしま式「本当の語彙力」が身につく問題集』に途中まで取り組み、毎日の学習ではこちらの教材を使っていました。
(ブログ記事⇒語彙力強化に毎日の取り組みやすさがいい!『語彙力アップ1300』
そんな中、遊びすぎた夏を反省しつつ、後半から使い始めて改めて感動しているのが、こちらのサピックスの塾教材「コトノハ」です。
『コトノハ』は”難関中学で出題された文章の語句や設問文中の言葉から重要&頻出の言葉を精選”し、文章の中でその言葉を学べるように編集されているサピックスの副教材(書店販売なし)です。
「言葉を機械的に暗記」するのではなく、「言葉の味わいや色合い、イメージや感覚」を実感とともに学ぶことで「生きた言葉」を獲得することが目標とされています。
長男が使用したのですでに書き込みがあって問題集としては使えていないのですが、私が音読(本来は子供が音読することが推奨されています)して、言葉の意味を質問するという方法で使っています。
そして改めて、非常によく考えられていると実感しています。知っているはずの言葉も文章の中で使われていると、例えば空欄補充問題だとすぐに思い浮かばなかったり、間違った理解をしていたことに気が付いたりといったことがありました。
何より、それぞれの短文がよく考えられていると思います。この時期の子供の心の揺れや友達とのかかわり、また季節を意識した構成で、四季折々の行事などが盛り込まれているのもいいですね。
さらに、解説が非常に詳しく丁寧で、保護者がどのように子供に声掛けをしたらよいかなどのアドバイスもあります。
こういう市販の教材がほかにもあればなあ・・・と思うのですが、見つかりません。もしどなたかご存知でしたらぜひご教授ください。
あ、もしかしたら『今解き教室』が活用次第で使えるかもしれません。
・・・・・・。
『今解き教室』・・・・・結局・・・・今年も・・・・最新号は封筒から出してもいません・・・・・・(|||_|||)。
そういえば、知人のパパさんからお子さんが小学校になってからも時間をみつけて読み聞かせをしていたという話を伺ったことがあります。題材は新聞記事やパパさん自身が感動した本の一部などで、それらを読んで聞かせて子供と話す時間が何物にも代えがたい幸せな時間だったというお話でした。
国語学習をすること自体が、様々な文章に触れる一つの機会になっているとも思いますが、低・中学年の場合は特に親との会話の中で習得していく言葉もまだまだ多いですよね。子供が新しい言葉に出会いその意味を親の言葉で伝えられるような機会を次男にも少し意識をして増やしていきたいと思います。