長男の今までの学習で私が軽視しており、反省しているのが、計算と漢字です。
中学受験をしないのであれば、小学校のカリキュラムの中で十分学習の機会があり、宿題もたっぷり出るので、家庭学習はそれほど必要ないのではないかと今でも思っているのですが、受験をする場合、学年が上がるにつれて漢字練習に割く時間が惜しくなってくるため、時間に余裕のあるうちにこつこつ取り組めるのであればやっておいた方がよかったと感じています。
その反省をもとに、次男については、日課として、細々とではありますが漢字学習をするようにしています。
ただ、漢字の先取り学習は学習効率という意味では、あまり良くないな~とは感じています。
先取り分の初見の漢字に関しては低・中学年分は『下村式となえて書く漢字ドリル』、高学年の漢字については学研の『調べて覚える漢字辞典ドリル』を使用し、一度練習してから、他の熟語などのドリルへという形で進めてきたのですが、先取り分に関しては定着度が低いです。「読み」はできるのですが、「書き」に関しては、学校での学習のように回数を書くのが効果的なんでしょうね。教科書の中で習うものでもなく、普段使っていないというのも大きいのかもしれません。
また、単純な漢字学習は我が子には苦行のようで、1日10分程度のものでも面倒なようです(汗)。
そこで、目標があると頑張れるのではないかと思い、思い出したのが『漢検』です。
正直なところ、『漢検』に関しては、漢検協会事件もありましたし、印象は良くないです。いい商売だなと思います・・・(; ̄ー ̄A。ただ、蓋を開けて?みると、漢検を目標として考え、計画的にこつこつ努力してきたお子さんのなんと多いことか!学校でも毎回何人も表彰されているということを知りました(そういう学校との連携も戦略として巧いですよね・・・)。
漢検〇級と言われても「英検以上に”だから何?”感があるな・・・」と思ってしまっていたのですが、そういう浅はかな考えのつけを今味わっております(; ̄ー ̄A・・・。長男ごめんね!
長い前置きですみません。ということで、今回漢検の問題集を購入してみました。こちらです。
これが、なかなか手軽でよかったです。いいなと思ったポイントは以下の通りです。・「自然や気象に関わる漢字」や「動きにかかわる漢字」など、テーマ別にまとめられていること。
・1回分見開き1ページが10分程度と負担感なく取り組みやすい
・ちょっとした漢字遊びのコーナーやシールなどが工夫されていて楽しめる
一方漢字の練習スペースはなく問題数も少ないので、「この本だけで漢字を覚えて定着させる」という目的には向いていません。
すでに学習した漢字を漢字検定のためにおさらいするという点では取り組みやすい問題集だと感じました。
こちらの問題集で秋の検定にむけて学習してみようと思います。
今まで使用した漢字ドリルについてはこちらにもまとめています。
⇒小学生おすすめ国語・漢字ドリル・問題集一覧
※以下の評価はあくまで現時点での私の感想で、Amazonなどでのレビューはとてもいいです。
『いちまるとはじめようわくわく漢検』
難易度
解説のわかりやすさ
使いやすさ
価格
1日10分程度で手軽に取り組みやすいという点はいい。 スペースはやや小さめで、書き込めなくもないが、別途ノートを用意したほうがいい。 このボリュームでこの価格(750円+税)は若干高めに感じるが、パラパラ漫画になるシールなど、低~中学年のモチベーションを持続させる工夫が良い。