算数が得意なお子さんは、難しい問題にどんどんチャレンジしていけると、算数の楽しさも自信にもなりますよね。
算数については、良い問題集がいろいろ出ているので、うまく利用できれば効率よく学習をすすめられると思います。
我が家は長男は小1から通塾していましたが、次男は小4から通塾し、低学年は家庭学習で取り組みました。
二人とも算数は比較的得意です(算数オリンピックファイナル等)。
こちらでは家庭で一歩進んだ学習のできる問題集をまとめておきたいと思います。
トップクラス問題集シリーズ
各単元ごとに「標準→ハイクラスA→ハイクラスB→トップクラス」と段階を追って問題が構成されています。どの程度までは理解できているのかがよくわかります。
トップクラスは今知っている知識を組み合わせての思考力が試されます。
バランスもよく、解説も詳しいので、家庭学習で、中学受験レベルまでの実力を養成するには向いていると思います。
中学入試を考えているご家庭での通塾までの準備としても定番ですが、突然難易度が高い問題が出現したり、見開きの問題ボリュームが多かったりなどもあり、低学年のお子さんが自分一人でどんどん取り組むにはやや難しいと思います。
”徹底理解編”からまずスタートするのがおすすめです。
先取り学習されている場合などに、トップクラス問題集の前段階として取り組むにはおすすめです。
最レベ問題集シリーズ
標準→ハイレベル→最高レベルという段階分けになっています。
良問は多いのですが、解説がなく答えだけです。1年生くらいの問題ならいいのですが、2年生、3年生になってくると教え方のヒントなどがあればいいなと感じました。
Z会グレードアップ問題集シリーズ
バランスがよくとても取り組みやすいと感じたのがこちら。
問題をよく読んで考えないと解けない良問が多いです。
トップレベル問題集や最高レベル問題集と比較すると、見開き1回分の問題は少なめて、問題も易しいですが、子供が集中して取り組める分量としてはちょうどいいように思います。通塾していない次男の家庭学習教材として、嫌がらずにやっていました。
カラーで、キャラクターのちょっとした一言があるのもいいようです(笑)。我が家の場合は見開き1回分を5分~10分程度で取り組んでいます。
「計算・図形」と「文章題」がそれぞれ1冊にわかれています。解説も、ポイントがおさえられていて丁寧です。
四谷大塚はなまるシリーズ
こちらも評判のいいシリーズです。1回の問題の量はそれほど多くはないのですが、考えさせる問題が多いですね。Z会グレードアップ問題集シリーズに似ているのですが、ひねった問題もあります。
息子は四谷大塚の「全国統一小学生テスト」という四谷大塚主催の無料テストを受験したことがあるのですが(決勝大会に進みました)問題の傾向は似ていると思います。低・中学年で通塾されていないお子さんが同テストを受験される場合は、こちらの問題集で学校のテストではない問題に慣れているといいかもしれません。 以上、低学年での受験を視野にいれた対策として定番の問題集をまとめてみました。