『受験は母親が9割 灘→東大理Ⅲに3兄弟が合格!』を読んでの感想

こちら、昨年話題になっていましたよね。
私は、子育て関連本などで、自分のお子さんだけの経験から語られている本に関しては、あまり読もうという気持ちが起こらないので手に取ることはなかったのですが、近所の本屋さんでベストセラーコーナーに平積みにされていたので、ぱらぱらと立ち読みし、そして結局、自宅でkindle版をダウンロードしてしまいました・・・。

こちらの本、アマゾンのレビュー欄では、賛否両論。どちらかというと、否の意見が多いかもしれません。
私も、この表紙を目にした時は、「”親が”という感じでこういうのはちょっとね・・・」とどちらかというとマイナスの印象を受けており、まさか自分が購入することになるとは思っていませんでした。

こちらの本について、お子さんがフェイスブックで投稿された発言も話題になっていました。

「多くの人に心配していただいてるので投稿致しますが、母の発言はなんの資格も、社会的責任もない一個人の主婦のものですので、どうか皆様暖かい目で見てやってください(中略)母は子供が好きでたまらないという人です。つまるところ子供自慢が行き過ぎてしまったようです。子供自慢は親なら誰しも当たり前でしょうが、自慢は行き過ぎると嫌味になりかねません(略)」

私もこの本を読んで、このお母さんは、失礼な表現かもしれないのですが、非常に素直な方で、お子さんのことを愛し、信念をもって子育てをし、子供のためにいいと思ったことはなんでもやってみようという気持ちの、一生懸命な方なんだなという印象を受けました。
もしかして、炎上が書籍の売り上げアップなどを狙ってのことでしたら、それはそれでさすがだなと思いますが、きっとそうではなくて、お子さんのおっしゃっている通り、「我が家はこんな風に頑張って理Ⅲに3人もいれました。すごいでしょう」と率直におっしゃっている方なんだなと感じました。

私がこの本を読んで最もよかった点は
私はここまでできない。だからこそ、自分も謙虚になろう。子供にばかり求めるのはやめよう
と改めて感じたことです。

批判の中には裕福だからとか、専業主婦だからできるのだという意見もありましたが、同じような状況にあって、そして同じように少しでも偏差値の高い大学をと望んでいたとしても、多くの親はここまで徹底してはできないと思います。
勉強しなさいとガミガミいうわけではなく、お子さん一人一人の性格に合わせて、どうしたら学習しやすいのかいろいろな点から考え工夫されたことが紹介されていましたが、どれもなかなかできることではありません。その上、ご主人とも信頼し合い、家族皆さんがとても仲が良いというのは、素晴らしいと思いました。

学習のノウハウとしても、「散歩に行くときに植物図鑑を持って行く」とか、私もそういう工夫をすればよかったなと思う部分や、ノートの使い方、スケジュールの見える化など、今から取り入れてみたいと思うアイデアもありました。

それぞれの家庭、個人でそれぞれの価値観があって、反社会的な行動を引き起こすものでなければ、それについて他人がどうこう言うようなことではないと私は思っています。
ただ、良くも悪くも親の価値観に子供が影響されることは事実で、押し付けないようにはしようと心がけているつもりでも、小学生程度までの様々な選択は親に主導権がありますよね。

我が家とは、環境も考え方も異なりますが、それでもよそのご家庭の学習の様子やアイデアを惜しみなく見せていただけることはなかなかないですし、自分が普通だと思っていたことでも反省したほうがいいと感じる点も見え、大変参考になりました。

中学受験バージョンも発売されたようです。
Amazonに目次が詳しく掲載されていましたので、ご関心のある方は目次だけでもチェックされると何かのヒントが得られるかもしません。
「灘→東大理III」3兄弟の母が教える中学受験勉強法

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