卒園・卒業、そして終業シーズン、先生など、お世話になった方へメッセージを送る機会も多いですよね。
息子達の学校では、卒業学年でなくても、年度末に1年間お世話になった先生へ、子供と親から寄せ書きやカードを送りましょうという企画がPTAのクラス委員さんを通じて毎年あります。
色紙等に寄せ書きをするクラスは年々減り、各自が思い思いに書いたカードをクラス委員がファイリングしてお渡しするという形が一般的になっています。
今年はたまたまそのカードを私が集めたのですが、とりまとめたカードを拝見しまして、我が家とのクオリティの差に唖然としました(汗)。
我が家のものは毎年全面的に息子に任せていたのですが、基本的には・・・・
・短いメッセージ+私からの一言
・色えんぴつやマジックで息子が書いた絵や枠による装飾(←雑)
で構成されているのですが、そんなそっけないカードは一部(主に男子児童)でしかなかったということを今回初めて知りました・・・。
ほとんどのカードは素敵な工夫が見られ、それそれがスクラップブッキングの一作品のようになっていました。
「ちょっ・・ちょっと作り直していいかな・・・というか、うちが完成度落としてない?」と言う私に、
役員さんは「大丈夫よ~。子供らしくていいよ。いろんな子がいるのがいいのよ」と言ってくださいましたが、他の子のページが”感謝の気持ちをこめて一生懸命作りました”感があるのに対し、我が子のは”言われたので仕方なく書きました”という雰囲気です・・・。
「子供のカードなのだから心がこもっていればそれでいい」「母の手がはいりまくっているはどうなのか」・・・と賛否両論あると思いますが、考えてみたら私は昔から、こういうちょっとしたメッセージを書いたりする際に工夫がなかったんですよね。
おそらく我が家はまた来年も今まで同様な感じになってしまいそうでもあるのですが、もしかしてこういう機会からも子供はセンスや工夫を学んでいるかもしれないとも感じました。一応今後の参考に、どんな工夫がみられたのかを記録しておこうと思います。
実際のカードを写真にとることはできないので、インスタグラムから似たようなアイデアを引用させていただいています。
基本はこのようなはがきフォルダにそれぞれがハガキサイズのカードの両面を使って思い思いにメッセージを書いてくださいくださいというものでした。
1年間の思い出の写真を貼る
我が家以外のほとんどの方がされていました。よく考えてみたら、役員の方からのお知らせにも「写真などを貼るのもいいですね!」と書かれていたので当然ですよね。
それもただ貼るだけではなくて、センスのいい貼り方なんです。
ポイントは、写真の後ろに柄のあるペーパーを貼ることや、女子の場合は、レースなどを貼ったりもしていました。そして、全体をそのテイストでまとめると、まとまり良く見えるようです。
折り紙
通常の折り紙の1/8くらいのサイズの紙で、花などを追って、この写真のように花束のように貼っているお子さんがいらっしゃいました。あじさいの折り方でしたが、小さなあじさいをいくつも組み合わせていて、とてもきれいでした。
切り紙
我が家はけっこう切り紙は好きでよく遊んでいるのですが、こういうときにさくっと応用すればいんですね!
何回か追って切るだけできれいに見える切り紙の模様を貼っている子が多かったです。
ローズウィンドウで覚えた切り紙を使っても良かったです
(ブログ記事⇒幼児でも簡単にできて色の重なりの美しさを楽しめるローズウィンドウ)
シールやクラフトパンチの型抜きを使う
多くの女子がシールを貼っていたのですが、センスがいいな~という目を引く貼り方というのはやはりあるんですね。自分ではできないのですが、多くのカードの中から見ると、センスが光るものがあります。
いいなと思ったものの一つは、桜の花びらの形の数種類のピンクのカットペーパーを桜の木の形に張り付けてあったものです。春らしくてとても素敵でした。
紐やリボンを使う
まさにこの写真のタイプのように、「ありがとうございました」という文字を切って、紐でつないで旗のようにしている方がいました。かわいいですし、インパクトもありますよね。
マスキングテープを使う
マスキングテープを使っているお子さんも多かったです。
それも、「ああ、こういう風に使うのね~」と感心させられるようなセンスのいい使い方なんですよね。
何種類かを組み合わせたり、絵やシールと組み合わせているものが素敵でした。
最近では100均でもかわいいマスキングテープがいろいろありますよね。
我が家にも各国語の”ありがとう”を印刷したものがあるのですが、まるで活かせませんでしたね。
スタンプを使う
スタンプもうまく使うととてもセンスがよく仕上がりますね。
妖怪ウォッチのスタンプを集めているお子さんが。スタンプをたくさん押したカードを作られていたのですが、それぞれに色付けしたり、台紙を色とりどりに工夫されたりしていたので、とてもカラフルな素敵なカードに仕上がっていました。妖怪のセリフでメッセージなども書いていました。
先生や自分の似顔絵
絵の好きなお子さんが上手に書いていました。
折り紙で洋服を着せているお子さんもいらっしゃいました。
一生懸命描いているのが伝わってきて嬉しいですよね。
四コママンガを書く
我が家同様、鉛筆でメッセージを書きなぐりました組(男子)の一人なのですが、裏面に四コマ漫画を描いていたのがすごくよかったです!
オチとかもなく、思い出でもないようなものだったのですが、そういう自由さがいいですよね。
色付きの台紙を使う
そもそも、我が家のカードが貧弱に見えるのは、白い台紙であることもありそうです。色や柄の用紙であれば、少しは見栄えがしたかもしれません。
今ブログでまとめるくらいなら、もっと早く調べるべきでした。来年こそは一工夫ある、メッセージカードにしたいと思います。 ちなみに、カードなどと一緒に先生にプレゼントをする場合も多いのですが、喜ばれたのがこちらの似顔絵スタンプです。
お花なども嬉しいですが、仕事でそのまま利用できるこういうものも嬉しいですよね。