家庭学習で算数の苦手を克服!おすすめ計算ドリル・算数ドリル/苦手克服に適した問題集

先日、「基礎力の養成と定着」を目的としたスタンダードなドリル・問題集をご紹介しました。今回は、苦手分野の克服と強化に役立ったドリルをご紹介したいと思います。

★計算を早くしたい時

計算というのは、方法が決まっているので、訓練次第で早くなります。計算がどうも遅い&早くしたい方の定番がこちらの百ます計算です。

我が家も「徹底反復百ます計算」に取り組みました。

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問題自体は、全く同じ問題(100マス計算2回分)が2週間分続きます。足し算、引き算、掛け算、割り算で、種類としては問題は2問×4種類のみになりますので、百マス計算を自分で8種類作成してコピーしてもいいですよね。その手間と比較して手軽かどうかで購入を判断することになるのかもしれません。ご自身で作られる方はエクセルなどで作成して毎日行うようにしても効果があると思います。

毎日同じ問題をしていると、確かに早くなっているのがわかりました。息子は飽きていやいやになっていましたが(汗)、1枚10分程度あればできると思いますので、集中力を養うのにもいいかもしれませんね。

中学受験をお考えの方にはこちらの参考書もおすすめです⇒【中学受験】計算問題を早く確実に解くためのテクニックを学べる「中学入試計算名人免許皆伝」




★苦手分野を集中的に攻略したい時

百ます計算と同様、陰山メソッドのニガテ克服シリーズです。
算数は積み上げていく学習になるので、計算でつまづくともったいないですよね。苦手になりやすいポイントに絞って学年にこだわらず使えるようになっているのがこちらのシリーズです。
「きほんプリント」と「くりかえしプリント」があり、くりかえしプリントは同じ問題が3枚続いていて、時間をはかって取り組むようになっています。

我が家では「くりあがりくりさがりプリント」を試しました。
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基本的な部分からかみ砕いてあるので、どこでつまずいたかもわかりますし、先取り学習などで初めての分野に取り組む際にもわかりやすいと思います。くりかえしのプリントも、同じ問題を間違えていないか、完全に理解できたかチェックできるところがいいと思いました。







★苦手分野がわからなくても、つまずきに気がついたら基礎から確認できる

こちらは苦手に特化しているわけではないのですが、先取り学習などをする際に、段階別に詳しく説明されているので重宝しました。「りかい」の後、「練習」で類似問題を解くようになっています。間違いやすい・ひっかりやすい問題には「ニガテ」マークで説明されていて、注意を払いやすいです。
突然問題が出てくるドリルと比べて、こちらだけで1から理解できるようになっています。
お子さんが「どうも算数が苦手だな」と思われたときに、どこでつまずいているのかがわからなかったら、こちらで確認してみてもいいですね。

我が家では6年生の計算問題の確認を使いました。□に書きこむ形式で、余白もたっぷりあって使いやすいです。
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★中学受験を考えている人にも。苦手になりやすい少数と分数を早く正しく解く練習ができる。

中学受験塾の日能研が出しているシリーズで苦手になりやすい少数と分数の計算の問題集です。段階が細分化され、早く正確に計算ができるようにやり方が工夫されています。はじめの小数計算弱点チェックでどの計算が苦手なのかがわかるので、そこだけ集中してやってもいいですね。
我が家では小数の計算のミスが多かったので、どのような部分でミスをしているのかを調べるために購入しました。
苦手な部分をピンポイントで効率よく練習することができたのがよかったです。
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★くもんの苦手対策用ドリル

我が家では使ったことがないのですが、くもんの苦手対策ドリルも評判がいいですね。分野も充実しています。








★苦手な部分の計算力を補強できる

1枚5分程度でできる手軽な計算ドリルです。表と裏が同じ問題なので、できなかった部分は再度練習することができます。だいたい理解はしているけれど、もうすこし練習が必要かなという時に便利ですね。

こちらは我が家で使った「わり算の筆算」です。通常のドリルで間違いが多かったので補強に使用しました。
問題数も少なく、普段の学習+αとして負担感なく取り組めたのがよかったです。

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