先日の塾の国語の授業のテーマは『文学史』でした。
徐々に学習ペースは取り戻しつつあるものの、相変わらず国語の宿題は完全無視の長男。
「デイリーチェック、今回は勉強していないとできないと思います。文学史よ?」
と本人に言うと、「こんなの入試に出ないし」と勝手に取捨選択しています。取捨選択するのは大事なのかもしれませんが、彼の場合、”捨”が多すぎてクラクラします。
ためしに、テキストの問題ができるかチェック。
私:「「信如と美登利」の登場する作品は?」
長男:「・・・・・」
私:「”たけくらべ”。樋口一葉。知らないの?」
長男:「どういう話?」
私:「吉原の・・」
長男:「吉原って?」
私:「・・・・・・」
・・・・私も、出題されない方に一票・・・・。おそらく彼は文学史を覚えるより前にすべきことが大量にあるはず・・・( ̄ー ̄; 。
・・・とも言っていられないので、何かいい資料がなかったかしらと思い探してみたところ、棚に埋もれていた素晴らしい資料集を発見しました。
こちらです。
この『原色シグマ新国語便覧―ビジュアル資料 (シグマベスト)』は、以前、先輩ママからお勧めしていただいて購入していたものの書棚に眠っていたのですが、改めて開いてみると、そのあまりの充実した内容に驚嘆します。
この価格の3倍くらいでもおかしくない内容です。
古典文学・現代文学・文法・語句・漢字・文章表現など、国語に関わる内容の資料集ですが、カラーで見やすく、イラストも多く歴史の勉強にもなります。小学生から大学受験、社会人になっても役立つ内容が満載です。
もちろん文学史も充実しています。作家の顔写真、経歴、作品、特に有名な作家については、作品のあらすじやテーマ、作品にでてくる場所の地図などもあり、思わず読みふけってしまいます。
長男に渡してみたところ、夢中で読み始め止まりません・・・。ええと・・もうとりあえずそれはおいておいて算数の宿題を・・・。・・・渡した私が悪いのでしょうか・・・もしかしてある意味失敗・・・?
低学年には少し早いかもしれませんが、中・高学年からはお手元にあると重宝します。
手元にあったのに活用できていなかったことををかなり反省しています・・。
とにかく凄いです。コストパフォーマンスという点では5つ星以上。星10個くらいです。とてもお勧めです。