”マッチ棒パズル”といえば、パズルの定番ですよね。
決められた回数だけマッチ棒を動かして、指示通りの形を作るパズルです。
脳トレ系のゲームやパズル系のドリルなどでもよく出てきます。
マッチ棒パズルの問題集やカードなどもいろいろ市販されていますよね。
今回、ご紹介するのは、ココロノトモシビ トモシマッチ マッチ棒パズルミラーというゲームです。
私は、自分があまりマッチ棒パズルに興味がないこともあり(汗)、そもそもマッチ棒パズルは手元のマッチで手軽にできるところが売りだと思いましたので、ゲームとしてわざわざ購入することは思いつかなかったのですが、たまたまこちらをいただく機会があり遊んでみたところ、なかなかよく考えられているゲームだと感じましたのでご紹介します。
差し込む穴の位置により、180度、120度、90度、60度と角度を変えられるミラーが2枚付いています。マッチ棒をミラーにうつして、実物のマッチ棒の形とミラーにうつった形両方を考えていくパズルゲームです。
かわいらしい太目のマッチの形の棒とクイズの冊子がついており、問題にそって遊ぶこともできますし、二人でどちらが早くクイズを解けるかを競うこともできます。
これは「マッチを1本動かして数字を作る」というクイズです。
鏡の中と実体とで数字の8ができています(ちょっと無理やりですが・・)
鏡の角度を変えて星形を作りましょうというクイズです。(子供が鏡をべたべた触ってしまって汚れておりお見苦しくてすみません・・)
鏡の角度と線の組み合わせ両方を考えなくてはいけないので、意外と頭を使います。遊んでいるうちにどれが90度なのか、60度なのかを自然に理解できるようになったのもよかったです。
マッチ棒パズルは動かせる回数が決められていたり、線の組み合わせで考えなくてはいけないこともあり、幼児用としてよく取り上げられているタングラムなどの図形の組み合わせに比べて難易度は高く、息子達にできても私ができない問題も多々あります。私が昔できていたのかというと昔もできていなかったので、息子達に比べて脳の特性の違いを感じます。
最近よく考えるのですが、当たり前ですが個々人の脳の特性というのはあって、ある人にとっては簡単なことでも他の子にとっては難しいこともあり、その逆もあります。
幼い頃から何らかの同じ幼児教育プログラムで教育を受けたとしても、効果はそれぞれ異なってくるのではないでしょうか。
訓練によってできるようになる部分と、もともともっている特性はあって、できないことを無理に訓練するよりも、個人の持つ特性を引き出して活かせるようにサポートできることが一番だなと考えています。
ただ、何もしないうちから、これは苦手、得意と決めつけるのはもったいないですよね。
こちらのマッチ棒パズルゲームは普段の生活の中であまり使うことのない脳の部分をフル回転させられるパズルゲームとしてなかなかおすすめです。