小学校受験において、季節や行事についての問題は必修事項ですが、中学受験でも季節や行事に関わる内容は頻出ですよね。
我が家ではそれなりに、季節感を大事にしているつもりだったのですが、あくまでも”それなり”なので、息子たちはいまひとつ意識しておらず、よく、え?っという勘違いをしていたりします。
特に我が家は男子二人ということもあり、テストで間違えたことでひな祭り関連が手薄になっていたことに気がついたこともあります。
さらに、行事はともかく、季節の食材などは今は季節に関係なく手に入ることもあり「だってそれ夏にも食べてた!」ということもよくあります。
そんな状態ではありますが、息子たちが幼児期に読んで今でも本当に助けられている本がありますので、ご紹介します。
それはこちらです。
それぞれの季節について、日本の行事や、季節の草花、旬の食材などが紹介されています。
絵本といってもストーリーがあるわけではなく、どちらかというと図鑑に近いです。
それでも、かわいらしいイラストで非常に丁寧に説明されているので、図鑑を読むよりも子供にとっても親しみやすく、親にとっても読み聞かせしやすいです。
私もあやふやだったり知らなかった(汗)こともあり、絵本を読みながら、「あ・・・準備しなければ!」と思うこともしばしばありました。
この絵本で思い出してほおずき市に行ったり、季節の草花探しをしたりして、子供との暮らしに楽しみが増えました。
本来であれば、丁寧に体験することが一番良いのでしょうが、体験できていないけれどこの本のおかげで知識を得ることができたこともたくさんあります。
そもそも今頃この絵本について思い出したのも、昨晩息子たちの間で”わかりにくい季語”が話題になり、その中に”麦秋”があったのですが、ふたりともこの絵本の中にあったということを覚えていたことに驚いたからです。
夏の季語なのか、春の季語なのかという話で、次男が「だって5月のところにあったから春だよ!5月は春!」というのに対して、長男が「夏だし」とばっさり。
母は5月のところにあったと覚えていてくれたことだけでも嬉しいです。
国語だけでなく、理科や社会分野でもこの絵本に助けられたと感じたことが今までもよくありました。
このブログは(私の自己満足の)息子たちの遊びの記録でもあるのですが、そういえばこの絵本のことを書いていなかったと気がつきアップしてみました。
小学校受験でもよくおすすめされていますが、プレゼントとしても非常におすすめで、私も何度かプレゼントして喜ばれています。